きょうも元気に おはようございます

毎日は気持ちの持ち方で変わるもの。時には折れてしまうこともあるけれど・・そんな日々を綴るブログです。

記憶の中の美味しいもの①

シーンとともに甦る、美味しかった思い出

最近時々思い出す、子どものころに食べた美味しかったもの。食の記憶は、その時のシーンとともに鮮明に蘇ります。今は食べることもない料理や、今もなお作り続けている母の手料理の味など、記憶の中の美味しかったものを気ままに綴っていきます。

お正月の必需品「はば海苔」

私の家では、父が木更津育ち、母は江東区の育ちで、お正月のお雑煮は父の好みで千葉のお雑煮でした。母が育った東京では、鶏肉と小松菜、お醬油味でお餅は焼いて入れていましたが、父が好むのは醤油と鰹節ベースの汁に里芋入りでお餅は焼かないでそのまま入れていました。そして、いただくときに、房州特産の「はば海苔」をサッと焼いて手でもみ、鰹節削り器で削った鰹節と一緒に上にかけていただいていました。当時は、現在販売されている海苔のような感覚で購入していましたが、今、「はば海苔」の価格は高く、高級品になってしまい、ここのところは食べていません。季節限定品なので、店頭で見かけることもあまりありません。

出典:農林水産省ウエブサイトhttps://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/haba_zouni_chiba.html

「はば海苔」は「幅を利かす」という意味に掛けた縁起物

「はば海苔」の見た目は昆布とわかめの中間のような海藻を、海苔のように干したもので、店頭では板海苔のように10枚入りで販売されていました。火でサッとあぶると緑色になり、塩分もわかめや昆布より多く、お雑煮に入れると磯の香りが高く、本当に美味しいです。農林水産省の「うちの郷土料理」のページで紹介されているレシピには、青海苔も一緒にお雑煮にかけていますが、わが家では「はば海苔」だけをたっぷりと、鰹節と一緒にかけていました。また店頭で見かけることがあったら、食べたいと思います。