シーンとともに甦る、美味しかった思い出
最近時々思い出す、子どものころに食べた美味しかったもの。食の記憶は、その時のシーンとともに鮮明に蘇ります。今は食べることもない料理や、今もなお作り続けている母の手料理の味など、記憶の中の美味しかったものを気ままに綴っていきます。
お正月の必需品「はば海苔」
私の家では、父が木更津育ち、母は江東区の育ちで、お正月のお雑煮は父の好みで千葉のお雑煮でした。母が育った東京では、鶏肉と小松菜、お醬油味でお餅は焼いて入れていましたが、父が好むのは醤油と鰹節ベースの汁に里芋入りでお餅は焼かないでそのまま入れていました。そして、いただくときに、房州特産の「はば海苔」をサッと焼いて手でもみ、鰹節削り器で削った鰹節と一緒に上にかけていただいていました。当時は、現在販売されている海苔のような感覚で購入していましたが、今、「はば海苔」の価格は高く、高級品になってしまい、ここのところは食べていません。季節限定品なので、店頭で見かけることもあまりありません。
