夏みかんの新鮮な皮を使った簡単ケーキ
夏みかんは冬の間に黄色くなりますが、収穫時期(旬)は春から初夏。冬の間は酸味が強いですが、この頃になると酸味が抜けて少し甘くなりおいしくなります。庭に植えてある夏みかんはまとめて4~8個くらいを一度にむいて袋(瓤嚢・じょうのう)から出し、すぐ食べられる状態にして、保存容器に入れ冷蔵庫に保存しています。この時にむいた皮を砂糖に漬けてケーキにします。
捨てるなんてもったいない!皮には栄養分がたっぷり
夏みかんの皮には、実にはない機能成分オーラプテンが含まれており、ビタミンCも多く含まれています。みかんの皮を使ったものはオレンジピールがよく知られていますが、今年は砂糖に漬けて甘くしたものをオレンジジュースと卵を使いホットケーキミックスで焼いてみました。オーブントースターで15分ほどで焼きあがるので、砂糖漬けを用意しておけば、食べたい時にすぐ作れます。生地を甘くしていないので、朝食のパン代わりにいただけます。甘くしたい時は、オレンジジュースに砂糖を加えますが、生地には砂糖を入れないほうが素材の味が生きていて私は美味しいと思っています。
作り方、分量はお好みで。
◎トッピングの皮の下ごしらえをする
1:皮を千切りにする
夏みかんの皮は、内側の白い部分を包丁でとり、千切りにする。
2:千切りにしたものに砂糖をまぶしてしんなりさせる
千切りにしたもの全体に砂糖をたっぷりとまぶし、3日くらい冷蔵庫で保存。時々混ぜる。
3:耐熱容器に入れ、オレンジジュースを入れ電子レンジで加熱
耐熱容器に移し、オレンジジュースを皮の分量の3分の1くらい入れて加熱。全体的に加熱が終わったら、そのまま冷まして冷蔵庫で保存。時々かき混ぜながら3~4日くらい保存するととろりとして甘くなってくる。焼くときにこれを上にのせて焼きます。
◎ホットケーキミックスで焼くとき
1:ホットケーキミックスを溶く
ホットケーキミックスを卵とオレンジジュースで溶く。分量は普通のホットケーキを焼くときと同じか、または少し水分が少ないくらいの柔らかさ。
※あらかじめ、オレンジジュースを煮詰めておくと味が濃くなり、美味しい。オレンジジュースを煮詰めずにそのまま使ってもOK。
2:器に流し込んで焼く
耐熱のお皿やホーロー製のバットにクッキングシートを敷き、生地を流し入れ、上にトッピングの皮をのせる。
3:オーブントースター(強・わが家の機種では1,000W)で15分ほど焼く。
4:膨らんできて、串を指しても串に生地がつかなければ焼き上がり。
甘さが足りない方は蜂蜜をつけていただくとおいしい。
今回の反省と今後の改善点
今回は、白い部分にも栄養があるので、夏みかんの皮をむいてから、皮を千切りにしましたが、白い部分があるとなかなかしっとりとならず、しかも苦みが残る感じがします。そこで、やり方を変えて、まずは皮をむく前に、ピーラーで黄色い表皮の部分をむき、その表皮だけを使うとすぐしっとりして甘くなることがわかり、今、トッピングを作っているところ。作りたい味に仕上げるまであと2~3回は試作が必要みたいですね。スイーツは、育児中はお菓子の教室にも通いましたが、今は自己流なので失敗もありますが、味は今イチでも家族は食べてくれるので、私自身は楽しんでいます。
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